昭和レトロ家電が面白い! 「昭和レトロ家電」増田健一 著
昭和レトロ家電が面白い! 「昭和レトロ家電」増田健一 著
「昭和レトロ家電」(増田健一 著)を読みました。
面白かったな~。
この本は写真が多いいので 私みたいにデザインを楽しみたい者にとって ありがたいです。
装丁も昭和レトロ色の黄色や水色をベースに使っていて雰囲気がいいですね。
昭和の家電って 今見ても面白いデザインで カワイイですね。
カタチがコロッとしているというか。
なんだかSF的なカタチのラジオとか電気スタンドとか
ホント、見てて楽しいし なぜだかホンワカします。
デザインのことは、Pinterestとか画像検索して見て頂くとして
ビックリなのが、そのアイデア!
今でもいけるんじゃないか・・・と思えます。
電気釜分割内釜(4分割1.8リットル用)
ご飯、味噌汁、おかず、ケーキなど4品が同時に調理出来るとい合理的な画期的なアイデア。
しかし、大ヒットに至らず。4品仕込むのが面倒という理由だとか・・・
今なら 一人暮らしの自炊にはよいかも。
高級電気600Wコンロ(角キャリアー型)
何が画期的かというと調理以外にスタンドと立てれば電気ストーブになるというもの。
持ち運びOK。当時の一人暮らしの学生さんが使っていたのかな。
ポータブル洗濯機「マミー」
タライに水 洗剤 洗濯物を入れ この「マミー」を中心部に入れると
あ~ら不思議、電気洗濯機に早変わり!というもの。
タライを洗濯機に変えるという発想はなかったな・・・しかし普及には至らず。
Victar Mixer
手動ミキサーです。当時、電動ミキサーは販売されていましたが
高価なため手動という価格を抑えた商品が出てきたようです。
しかし、人間楽な方に流されるというか完全に電動に負けたようです。
今ならエコ家電として脚光を浴びたかもしれないですね。
ゼンマイ式カミソリ「シャープペット」
ゼンマイを巻くだけで半永久的に使用でき、
維持費不要、邪魔な電源コードもなく
電池の消耗も気にしなくていい画期的なモノとしてデビュー。
しかし、価格が電気カミソリより高く 重量も結構重いということで普及に至らず。
こちらも 今ならエコ商品として人気になったかもしれません。
内容紹介
むかし懐かし昭和30年代レトロ家電のオンパレード。
ユニーク家電、テレビ、ラジオ、扇風機、暖房器具、デザイン家電、洗濯機、台所家電など、厳選180点以上をオモシロ解説。
内容(「BOOK」データベースより)
昭和のオカアサンの「炊事洗濯」革命!集めても置く場所に困る「主婦の家電」一挙公開。
厳選180点以上をマスダ研究員がオモシロ解説!!
増田健一
昭和38年、大阪・千林でカメラ屋の長男として生まれる。
昭和57年国鉄に入社、車掌や運転士として従事。
昭和30年代のレトロ家電や雑貨に魅せられ収集を始める。平成14年JR西日本を退社。
古道具店の店員を経て、現在も会社勤めのかたわら収集。
平成23年から大阪市立住まいのミュージアム特別研究員。
大阪、東京などでコレクション展を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
単行本: 159ページ
山川出版社 (2013/10/1)
発売日: 2013/10/1
サイズ: 21.8 x 15 x 1.4 cm